創業時のお話をお聞かせください。
就任3ヶ月は無給で、営業・現場作業・事務処理をこなしながら、会社を立て直しました。しかし、やりがいはこれからです!
吉村社長が 株式会社 ユニバーサルサービス を立ち上げたのは1992年12月。現在の会社に転職後、業績が悪化して経営者が退任。それを機に 社長に就任し、現在の清掃会社を再度立ち上げた。起業当初に比べると経営は随分楽になったけれども、まだまだ現状に甘んじているわけにはいかない、やりがいはこれからだという。
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システムを導入して、お仕事はどのように変わりましたか?
清掃管理システムの導入によって手配がスムーズになり、残業も減りました。また、データベースを活用することで、営業のやり方に戦略的方針が見えてきました。
導入前は、とにかく作業要員の手配がボトルネックでした。すべて手書きだったので、担当者は毎晩11時過ぎまで残業していました。
システム導入にあたって、ソフ研の提案書は、こちらが意図したことが随所に、丁寧に反映されていて、価格もリーズナブルでした。
会社や業務の内容をよく理解し、要望に応えてくれたと思います。
導入後、担当者は午後7~8時頃に退社できるようになりました。そして、データベースのおかげで、従来は半月ほど経たないと見えてこなかった売上高が、翌月1日目から把握できるようになり、支払・粗利・外注費等と、タイムリーに数字が掴めるようになりました。その結果、慌てることなく、営業の具体的な対策がとれるようになったのです。
今後の抱負をお聞かせください。
1年後に東京営業所を開設します。また、ビルメンテナンス事業の資格を取得して、清掃・警備を一括で受注できるようにしようと考えています。メルマガ・FAX・DM等で広告宣伝を強化し、顧客をしっかりフォローしていく予定です。
当社の経営理念は、1.人のために働く 2.共生・共営 3.健全な家庭 です。そのための仕事であり、その上で社会に貢献するのだと考えています。
業務では現場を神聖化します。清掃はカッコいい仕事・人がやりたがる分野ではありません。だからこそ、スポーツの世界でグラウンドに一礼するように、現場を神聖化して、現場に関わるすべての人たちとのチームワークを大切に、仕事を進めていきたいのです。
そのためには、対人・接客面の教育が必要です。そして、これらの経営理念の実体化が最も重要なのです。