営業支援システムのコンセプト

「頑張って売上を拡大させよう」「過去最高の売上を達成しよう」「昨対120%を目指そう」―多くの企業が、このようなスローガンを掲げて日々奮闘しています。しかし残念ながら、こういった内容だけでは効果は期待できません。漠然とした精神論や、根拠の曖昧な目標値では、結局何も変わらないからです。それでは、目標を達成して企業を成長させていくにはどうすればいいのでしょうか。その答えは「行動すること」です。結果を操ることはできませんが、行動は個人の意思で変えることができます。

野球に置き換えて説明しましょう。監督が選手たちに向かって「3割打者になれ」と叱咤激励したところで、そう簡単になれるものではありません。けれども、「毎日100回素振りをしろ」ならば、どうでしょうか?能力に関係なく、強い意志さえあれば誰にでもできます。この場合、3割打つことは、営業における販売目標。それに対して、100回の素振りが行動目標です。選手全員が毎日の素振りを愚直に続ければ、個人の能力もチームカも必ず上がっていき、いずれは3割バッターが生まれるかもしれません。企業も同じです。重要なのは、数字ではなく行動を目標に置くことです。行動すれば、自ずと結果にもつながっていくのです。

数字を目標に置くと…img1

行動を目標に置くと…img2

参考記事 : 販売目標を捨てる(ユニ・チャームSAPS経営の原点)

以上の観点から、営業に関わる全ての業務を分類・整理し、「営業プロセス」として確立したのが当社が提案する「営業支援ソフト」です。

営業マンは大抵の場合、プロセスなど特に意識することなく日々の営業活動を行っています。中には、高い成果をあげている人もいるでしょう。しかし、なかなか成果が上がらず、その原因を理解できないまま悩んでいる営業マンもたくさんいます。そんな部下を持つ上司もまた、かつて自分にできたことが、なぜ部下にはできないのか、努力が足りないのではないだろうか、一体どんな指導をすれば良いのだろうかと悩んでいるのが現状です。

実は、結果を出す営業マンとそうでない営業マンとの間に、それほど決定的な、埋めようのないほどの大きな能力差は存在しません。では、何が違うのでしょう? ポイントは、日々行なわれている営業活動の「やり方」「進め方」です。といっても、複雑なことは何もなく、例えば「十分な訪問量を確保する」「顧客の詳細情報を収集する」「定期的にフォローし、リピートオーダーの取得を目指す」など、ごくごく当たり前のことだけです。そんな当たり前の業務を、真摯に、ひとつひとつ確実にこなしていくことが大切なのです。

企業を取り巻く諸条件が大きく変化し、市場環境が厳しくなっている今、求められているマネジメントは、やるべきことを漏れなく、無駄なく、やりきらせること。営業支援ソフトでは、営業プロセスを「計画」「実行」「評価」「改善」の4つに分類し、やるべきことを明確にしています。営業のプロセスを「見える化」すること、そして、そのプロセスにしたがって着実に行動していくこと、それこそが目標達成への近道です。

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